WordPressでアーカイブ・カテゴリー・タクソノミーページで、現在表示しているカテゴリーを表示する例を紹介します。

関数作成

まずはfunctions.phpに出力用の関数を記述します。

カテゴリー情報はget_query_var()関数を使い、現在クエリされているオブジェクトを取得します。

functions.php

// アーカイブ・カテゴリー・タクソノミーページでのカテゴリー表示
function get_archive_category() {

  // 現在クエリされているオブジェクトを取得
  $queried_object = get_queried_object();

  // 取得したオブジェクトからネーム属性を取得し、出力用の変数へ代入
  $now_category_name = $queried_object->name;

  return $now_category_name;
}

テーマに出力

次にテーマ上の出力したい場所に作成した関数を記述します。今回作成した関数はarchive.phpやcategory.php、taxonomy.phpなどで使えます。

テーマファイル記述例

<?php echo get_archive_category(); ?>

カテゴリー名だけではなく、そのカテゴリーへのURLも欲しい場合はget_category_link()関数を使ってURLを取得します。

<?php
  // 現在クエリされているオブジェクトを取得
  $queried_object = get_queried_object();

  // カテゴリーのリンクを取得
  get_category_link($queried_object->term_id);
?>

カスタムタクソノミーのURLを取得する場合は、get_term_link()関数になります。